お金持ちについて(投資で成功しても成金になってはいけません)

『ステルス富裕層』って知ってますか?

『隠れたお金持ち』とか、
『隠れた億万長者』という意味です。

多くの人が知りませんが、

お金持ち=恐ろしく質素

です。

シャンパン片手に、

「おれは、金持ってるぜぇ!
 がははははっ!」

と夜の街で飲み歩く人は、
残念ながら資産はカツカツ。

収入は高いかもしれませんが、
恐ろしく貧乏です。

3ヶ月も収入が止まると破産。

今の収入が高くても使ってしまうので
資産がないのです。

よくある例が高給取りの弁護士や医者が
1千万円のお金すらもっていない、
そんなことがよくあります。

その一方、本物の億万長者は
仮に収入が低くても、

質素倹約

をしているので資産が豊富です。

質素倹約をしながら、
1億、5億、10億と純金融資産を増やしています。

なかでも顕著に表れるのが自動車。

日本でもベストセラーになった
『隣の億万長者』の続編となる
『その後の隣の億万長者』によると、

アメリカの億万長者が乗る自動車の
購入価格の中央値は、

わずか35,000ドル。

この超円安にも関わらず、
日本円に直すと525万円。

イメージと異なるかもしれませんが、
億万長者はポルシェやベンツは乗っていません。

彼らは一般大衆車である
トヨタやホンダを乗っています。

価格帯から推測するに、
ホンダの『シビック』やトヨタの『カムリ』クラスを
乗っているのです。

しかも、乗っている期間は7~10年。

日本円で10億円の純資産があっても
一台の車で20万キロを走ることも当たり前だそうです。

多大なコストのかかる自動車の
コスト削減を日頃からしています。

さらに、この車種について深堀すると、
もっと興味深い事実があります。

実はアメリカで新型ベンツを乗っている

約50%が『リース』
~~~~~~~~~

という事実があります。

一般大衆車のリース率20%に対し、
ベンツになると2.5倍もリースをしているのです。

このことからもベンツの愛好家の多くは
見栄って張り、ということがわかりますね。

そして、その見栄っ張りの確率としては、

高級車を乗っている人の
84%がお金がない人

という興味深いデータを発見しています。

つまり、仮にあなたの目の前に高級車で現れた人は、
84%の確率で財布が薄い人。

そういえる興味深い事実です。

その他、日頃使うお金も非常に質素です。

億万長者の履く靴は、
日本円で3万円以下。

最新の流行にはまったく興味がなく、
安い服を着ています。

住む地域も高級住宅街ではなく、
一般大衆の住む住宅街です。

その住宅事情の中でも、
「なるほど!」と思ったのは

一般大衆の住宅街に住むといっても、
公立の進学校の近くに住む傾向があるそうです。

無駄な付き合いを減らし、
余分な学費を抑えながら、
住む場所と子供の教育を考えているのです。

全てが計画的です。

そうして、富裕層であることを隠し、
一般大衆に溶け込んでいます。

これが 

ステルス富裕層

とも言われるゆえんでもあります。

あなたはこの現実を知っていたでしょうか。

SNSやTVで見るような
億万長者とはイメージがまったく異なりますよね。

20年前に出版された『隣の億万長者』の時代から

お金持ちの生態=質素

という法則は変わっていないようです。

ボクサーが日々練習をするから
世界チャンピオンになれるように、

お金持ちになるには、日々、
お金持ちの練習(質素倹約)をするから
お金持ちになっています。

ちなみに、私の友達に旧財閥のご子孫の方がおりますが、安い美味しいお店をよく知っています。

先日は「ベンツ買ったぜ!」

というので、珍しいな

と思い見に行きました。

見たら10年~前のCDIのベンツを90万で勝ったとのこと。

「ガソリン高くなってるじゃん!、ディーゼルだからこれで少しガソリン代節約できるぜ!」

だって(笑)

渋谷に500坪の家もありながら、節約を心掛ける事が身についています。

ちなみに、ゴルフに泊まりで行くときなどはサウナ付きのカプセルホテルに泊まりますからね(笑)

私の投資師匠も今や億トレーダーで毎年2億以上の収益を上げていますが、埼玉の高崎線という田舎電車エリアの普通の家に住んで、車は昔から憧れていたクラウンに乗り続けています。

「師匠、億から稼いでるんだから車は外車とかにしないんですか?

と聞くと、「クラウンだって高いんだよ。憧れてやっと買ったから次もクラウンかなあ」と言っています

師匠の1番弟子も億トレーダーですが、車はプリウス。

「燃料が高騰しているので燃費良くて助かるわ!」

とのこと。

何が言いたいのかというと、

「お金持ちになりたければ見栄をはるな」

ということです。

お金を使うことを楽しむのではなく、
お金を節約することを楽しむ。

明るい未来を想像して、
虎視眈々と投資を行い、
コツコツと複利で資産を増やすのです。

正直、蓄財はつらいです。

SNSを見て豪遊している人を見ると
うらやましいな、と思ってしまいます。

人の注目を集めるような
お金の使い方もしたいです。

でも、それをやってしまう84%の人の財布は、
薄っぺらのカツカツです。

だから、お金持ちになりたいならば、
散財する人たちを気にしなくてもいいのです。

私はこの20年で栄華を極めた
数多くの経営者を見てきました。

「1千万円なんて小銭だ」

そう言えるほどに稼ぎ、
長者番付に毎年出ていた経営者とも
お付き合いをしてきましたが、
彼の晩年はとても寂しい現実でした。

お金がなくなったその元億万長者が、

「この時計はいくらになるかな?」

と言われたことが印象深く記憶に残っています。

その元億万長者は、奥様と愛人に
毎月500万円のお小遣いをあげ、
日々、豪遊をしていた社長でした。

当時は知る人ぞ知る経営者です。

でも、彼の晩年は悲惨だったのです。

人生の価値は老後で決まる、
とも言われています。

安心できる未来を作りたいならば、
若い段階からコツコツと蓄財することが大事です。

ぜひ、最新の流行に流されず、
あなたの目標資産額を決めて
コツコツと資産を作ってください。

そして、あなたもステルス富裕層になるのです。

有り余る資産をもったとき、
本当のゆとりや自由があなたの手に入ります。

ではまた!

追伸:

億万長者になりやすい職業として
興味深い結果が出ていました。

医者や弁護士は所得が高いのですが
散財傾向にあり、その多くが資産を
もっていません。

でも、

エンジニア

は他の職業に比べると20%以上高い確率で
億万長者になっていたそうです。

理由は、派手好きが少ないことと、
規律性を持ち、コツコツ蓄財できる特性を
持つことからだそうです。

これは私も納得しました。

エンジニアの方はラッキーかもしれませんね!

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