初心者のためのFX
初心者のためのFX
FXトレーダーの一日仙人です。
2023年が明けて一か月が過ぎようとしています。皆さんのトレード状況は如何でしょうか?
昨年はかなり相場が動いたので今年は少し落ち着くのか、それとも様子見をしているのか、1月はあまり動きが無かったような気がします。それでもある程度のボラリティがあったのでスキャルピングやデイトレードでそこそこ稼げた方も多いのではないでしょうか?
ここではFX初心者のためのトレード手法や心構え、注意した方が良い事などについて書いていきます。
初心者向けではありますが、中上級者にも読んで頂ければ幸いです。
- トレードルールを決める
- 資金管理
- ポチポチ病 or 臆病
- 超絶簡単コバルトFX
1.トレードルールを決める
これはFXに限らず何でもそうだと思いますが、「ルールを決めてそのルール通りに行う」というのが大原則になります。例えば野球やサッカーなどのスポーツでは必ずルールが決まっていて、プレイヤーはそのルールに則ってプレイします。ルールを破れば反則なのでペナルティを受けます。
当然FXもルールを破ればペナルティを受けて負けてしまいます。ただし、FXがスポーツなどと違う点はルールが予め決まっていないことです。ルールはプレイヤー(トレーダー)自身が決めなければなりません。
使う時間足も、インジケータも、通貨ペアも決めるのはトレーダーです。そしてルールは勝手に決めてはいけません。FXでも予め決まっているルールがあります。それは
「安い時に買って高い時に売る
または、高い時に売って安い時に買う」
しかも、得られる利益は値幅(pips)と建玉数(ロット)を掛けた物なので、なるべく値幅(pips)が取れるようなルールを設定します。
※スキャルピングをする方は値幅(pips)は5~10pips程でも高いロット(100万通貨、200万通貨など)を張って利益を上げます。ただ、失敗した時の損失が大きいので高確率で勝てるルールや相場でトレードしています。初心者には難しいのでオススメしません。
トレードルールを作る時は過去のチャートを検証し、どんなインジケータを入れれば良いのか、どんな条件でエントリーや決済をすれば利益を伸ばせるのか、など様々なことを考えなくてはなりません。もちろん、過去チャートでは良い結果を出しても実際のトレードで勝てなければ意味がないのでそれも検証しなければなりません。これらをFX初心者に強いるのは酷というものです。なので私が使っている手法を公開します。良ければ試して下さい。
当然なのですが、トレードルールを決めたら必ずルール通りにトレードしてくださいね。
これが意外と出来ない方が多いです。勝てるルールを作ってもルールを破っているようでは勝つことはできません。そして恐ろしいことに、トレードしている最中はルール違反をしていることに気付くことができない人が大半です。トレード後(負けてしまって)「何で負けたんだろう?」と考えている時にルールを破っている事に気付く人、それでも気付かない人、負けた原因を考えない人、それぞれ居ます。
トレードする際はトレード履歴(エントリー日時、決済日時、通貨ペア、ロット数、pips、利益、ルールや相場の概要など)を記しておきます。そして、トレードが終わった後にそのトレードが(勝っても負けても)ルール通りだったのかを振り返ります。これをするだけで格段にトレード技術が上がります。
FXはギャンブルではなく投資なので正しい手順を踏めば最終的には利益が残ります。利益が出ない、あるいは投入した資金が無くなってしまうのは、ルールが間違っているかルール通りに出来ていないか、その両方かのいずれかになります。
2.資金管理
次にFX初心者にありがちな心理状況についてお話します。
ルールは作った(理解した)、デモトレードではルール通りに出来る(利益を上げられる)。
それなのにリアルトレードになった瞬間に勝てない、という人は大勢居ます。私も昔はそうでした。恐らくほとんどの人がそうだと思います。初めから上手くいく人はほんの一握りでしょう。今や億稼ぐトレーダーにもそういう時があったのです。だから、上手くいかないと言って落ち込むことはありません。むしろ、それが普通です。ただ、いつまでも勝てない、資金を失う、という状況が続くのは辛いですね。だから、FXを始めた人のほとんどは1年間でFXを辞めてしまいます。これが、FXは9割が負ける、と言われる所以です。
辞めてしまったら勝てません。だから勝てるまで続ける、ということが大前提になります。
そのために重要なことは、失っても大丈夫な金額を投入すること。
FX初心者はメンタル面から始めのうちは勝てないのが当たり前です。ビギナーズラックでたまたま勝てることがありますが、その後も平常心を保ってルール通りにトレードできる人は少ないです。
FXの世界から退場しないためにも、無理のない範囲でトレードしなくてはなりません。
FXやるなら100万円くらい入金しないとダメだ、とか言っている人は無視してください。100万円はその人にとってはそれほど高額ではないのかもしれない。(1日で稼ぐ人も居ます)
でも、FXを始めたばかりの人に要求できる金額ではないと思います。証券会社に入金できる金額は人によって異なります。20万円入金できる人もいれば、5万円がやっとの人も居ます。なので自分が投資できる金額の範囲で行うことが重要です。これだけでもルールを守ることができます。ルールを破って無理なトレードをする必要が無いからです。
そして、ルール通りにトレードをして利益を上げることが出来たら(投入した資金を2倍にすることが出来たら)その利益を一旦引き出しましょう。こうしておけばこの後連敗し、口座内の資金がゼロになっても損をすることはありません。最初に投入した金額を出金しているからです。
このように資金管理を徹底することで精神状態を安定に保ちます。負けた分を取り戻したいと思ったり、トレードするのが怖いと思ったら(メンタルで)負けです。
利益を引き出し、振り出しに戻ってもなお資金を2倍にすることが出来ればロット数を上げることを考えます。ロット数を上げた途端に負ける、という人もいますがそれは欲に駆られているからと、自分は負けないという過信からルールを破ってしまうからです。ロット数の上げ方は慎重に行わないとせっかく利益を出したのにそれ以上に損失を出す、という事態に陥ります。FX初心者だった人がトレードに慣れてきた頃にやってしまう事です。もし、そういう事態に陥ったら一旦リセットしましょう。初心に戻り、資金やロットも始めた頃の額に戻します。そして再び資金が2倍になるまでトレードをします。一度出来たので必ず出来ます。
3.ポチポチ病 or 臆病
これも良く言われるメンタル状態です。ポチポチ病とは、短時間に何回もエントリー(と決済、損切)を繰り返してしまうこと。同一通貨ペアに限らず、負けを取り戻そうとして、ルール違反のトレードを何度もやってしまいます。下手すると1日で資金を失ってしまう事もあり恐ろしい病気です。しかも、資金が無くなるとその日のうちに入金し、再びポチポチしてしまいます。これは病気というかその人の癖(あるいは性格)なので治すことはできません。実際に億稼ぐトレーダーの中にもポチポチ病の人が居ます。でも彼らはポチポチする口座を別に持っており、ポチポチしたくなったら少額でやります。言ってみれば遊びの口座、趣味の口座がある訳です。仕事用の口座(大きなロットを張る)では決してポチポチしません。つまりそれだけ稼ぐトレーダーでも治らないので上手に付き合うしかありません。対処の方法としては、自分が投入できる資金のうち、10%くらいをポチポチ口座に入金し、それはどんなに遊んでもOKとしておくことです。FXを始めたばかりであれば口座開設ボーナスが付く海外の証券会社を使うと良いでしょう。初めて口座を開設する人に5千円から2万円程のボーナスが貰える証券会社が結構あります。
(ボーナスは出金不可が多いです。あくまでも遊びの口座なのでこれで稼ごう、と思わないでください)
ポチポチ病の人の厄介なところはデモ口座で満足しないところです。ポチポチしたければデモ口座でやればいいのに、と思いがちですがリアルなお金が入ってないとポチポチしないんですよね。
ポチポチ病とは真逆のいわゆる臆病も問題です。臆病はその名の通り、負けて資金を失うことが怖くてトレード出来ない人です。これはポチポチ病よりも厄介かもしれません。臆病の特徴は一回一回のトレードで白黒付けてしまうこと。FXはいくら勝率の高い相場でトレードしても負けてしまうことがあります。記憶に新しい2022年9月と10月に行った日本の金融政策では黒田総裁が発言した瞬間に相場が大振れして多額の損失を出した人も多かったと思います。なのでFXの世界に絶対はありません。一回一回の勝ち負けで一喜一憂しないこと、一か月を通して利益を出せれば良い、と考えることが重要です。
臆病は必然的にトレード回数が減るのでその分練習回数が減ります。実践慣れしていないので稼げるトレーダーになるのに時間が掛かります。この場合もその人の癖や性格によるので治ることはありません。しかしながら、失っても大丈夫な資金を授業料という名目で入金し、条件が揃えば必ずトレードするように練習すれば必ず勝てるようになります。勝てるようになると臆病な方の方が堅実なトレードをするようになります。順調に利益を伸ばしていけますので勝てるようになるまで諦めずに続けて欲しいですね。
超絶簡単コバルトFX
最後に私が実際のトレードで使っている手法「超絶簡単コバルトFX」について概略を紹介します。興味のある方は公式LINEアカウントからお問合せください。